カエルnoテ

カテゴリねこじゃらしの裏庭 1/14

朝焼け・・・

幼い蛙たちも すっかり大きくなってしっかりと 大きな声で鳴いている・・・小さな水たまりも 大きくなり小さくなりしながらいつものように 蛙たちの集まる場所であった・・・最近の蛙たちの仕事は猫じゃらしのふさで 水たまりの水面をなでること・・・茎を手折る力がないので ゆっくりとしならせてふさを水面にふれるようにしては手を放して 猫じゃらしのふさを持ち上げる・・・ふさに付いた水滴が 空に散らばる・・・まる...

  •  0
  •  0

水たまりの跡・・・

日陰のところには ツユクサが水たまりの周りの日当たりのよいところには ねこじゃらしが それぞれ葉を広げ頭をゆらゆらさせていた水たまりが小さくなっていく様子で梅雨も明けるかと思っていたらある日 一時のことだったけれど雨が激しく降って このあたりは 一面に水がとどまってしまった・・・水たまりの跡はわからなくなったけれどそばを流れる川の水位は落ち着きを取り戻した・・・蛙たちは それぞれ 隠れて避難してい...

  •  0
  •  0

青いねこじゃらし・・・

手水鉢の中から蛙と戻ってから蛙の手伝いをすることに決めたことを長老のような蛙に報告した長老のような蛙は 私に深々と頭を下げて礼をした・・・話をするわけでもなかったのに何か取決めごとでもしたかのように 私の位置が出来上がっていった・・・蛙たちのもとに戻ると幾日かたっていたようで小さな池には たくさんの卵が浮かんでいた・・・その卵たちも それから数日後には 卵の中ですくすく育ち おたまじゃくしの姿で池...

  •  0
  •  0

記憶のかけら・・・

現れた扉は 私が通るのもやっとの大きさで赤いレンガの塀の向こう側へ 通じていた・・・塀は 高くそびえ立ち 中の様子はわからなかったが私は この扉を開けて 外に出たのを 思い出した・・・私が居る場所は・・・振り返ると丘があって その上には 立派なお城が見えた・・・丘のふもとにある湖に気がついて私は 湖のほとりへ歩いて行った・・・湖の中を覗いてみると私が こちらを見ていた・・・湖に映る私は さびしげで...

  •  0
  •  0

イメージの中で・・・

蛙は 私に色々なイメージを見せてくれた・・・私のいる苔の生えた大きな岩は 大きな亀であったことその亀は この土地の変動を食い止めるためにこの洞窟で生涯を終えたこと・・・蛙の先祖がその亀に教えてもらって 今作っているもののこと・・・私に その手伝いをしてほしいこと・・・私でないと出来ないこと・・・何なんだろう・・・その前に 私が知らないといけないこと・・・・私の心の扉が 目の前にあった・・・...

  •  0
  •  0