ゆくえ・・・



猫は


こちらに向かってゆっくり歩いてきた・・・



そっと私の前に座ると寝そべって


ゆっくりとのびをした




その様子を見ながら


ふわっと 力が抜けて・・・




気がついたら


目の前が真っ暗で


耳もとで ふこふこふこ・・・と


音がする・・・




手で探ると


湿った何かに触れた・・・



私が動いたからか


頭の上のものが ふわっとどけられた・・・



猫目の月が・・・




と 思ったら 猫の顔・・・


頭にかかっていたのは


ふんわりとした 猫のしっぽだった・・・



どのくらい 寝ていたのか・・・



ずぶ濡れだったと思った服も


ふんわりと乾いていた




猫は 立ち上がって


また ぐぐっと のびをした



わたしを足に乗せていたせいか


念入りに 後足をのばしてる・・・ように思う




そして こちらを見ると


腰を下ろして 私の目をじっと見つめた




口をもごもごさせているかと思ったら


一言 



にゃ~ とないた




あの時の声と違う・・・




猫は 私にわかるように 話してるつもり・・・


私には 何を言っているのか


わからなかったけど・・・




でも 何かを訴えているようにも思う・・・




不思議・・・


こちらを向いてないているだけ・・・とは


思えなかった




ごろごろ・・・と のどをならしながら


私に頭を摺り寄せてきた・・・




何か してほしいことでもあるのかしら・・・




口元を撫でると


ぺろりと 身体をなめられた



そのまま 鼻先で 私の背を押し始めた



くいくいっと 押されるままに


歩いていくと


大きな木の根元にやったきた・・・




ごろごろと あたり一面 どんぐりが落ちている・・・



どんぐりの木の下か・・・


 


どすん・・・



どんぐりが 一つ落ちてきた・・・



気をつけないと・・・






木の幹に向かって 猫が歩いていったので


着いていくと


幹には 穴が空いるところがあって


猫は穴に入っていった



すぐ 頭を出して にゃ とないた




穴を覗いてみると


そこには 枯葉が ひかれていて


何かが寝ていた・・・



猫が そばに寄って ぺろぺろと 舐めはじめた








ねこじゃらしの裏庭 目次

  


Comment

非公開コメント

Thank you♡
プロフィール

mimousa

Author:mimousa
カエルnoテ にお越しくださって ありがとうございます♪

ねこじゃらしの裏庭



おたまな気分♪handmade★カエルnoテ

アメブロでも書いてます♪

カテゴリ
最新記事
検索フォーム
Twitter
月別アーカイブ
フリーエリア

にほんブログ村
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

お世話になっております♪
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR