蛙は ますます食べなくなった・・・


窓辺で外を見ることもなくなった・・・


あれから やはりご飯は届けられず


そしてあの雨粒のあめを ぺろぺろと舐めているだけになってしまった




猫は 姿を見せず


見かけそうなところも 探したけれど 会えなかった・・・




そして


ある日の朝・・・



蛙は 机の上で倒れていた


ただ 苦しそうな感じではなかった・・・


ゆっくり 呼吸をしている・・・


寝ているのか・・・?



私が 手にのせると 目を開けた


口をぱくぱくと動かすと


何かを催促しているように感じたので


残っていた雨粒のあめを口に入れてあげた




口の中でそっと とかしながら


目を閉じた・・・




しばらく手の上で温めてあげると


寝息をたてて 寝てしまった・・・




しばらくして葉っぱの上に戻してみると


葉っぱの中へゆっくりと入っていった。




それから


蛙は 外に出てこなくなった・・・







ねこじゃらしの裏庭  目次








葉っぱの中で ・・・

ひとつづつ・・・

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